青い地球を残すため、今できること

2019.09.24

9月17日に明治学院大学白金校舎で

「青い地球を未来に残す―人類最大の危機 核兵器と気候変動を考える―」を開催しました。

世界経済フォーラムによれば「2019年のグローバルリスク」の1位が「大量破壊兵器(核兵器、化学兵器など)」、2位が「気候変動の緩和や適応への失敗」と発表されています。

核兵器と気候変動は、地球に住む全ての人間全員が、一緒になって解決しなければならない課題なのです。そこで今回は核兵器廃絶へ向けて活動しているヒバクシャ国際署名連絡会と気候変動について活動している350.orgのみなさんと共催でイベントを実施しました。

 

第1部ではそれぞれの団体の紹介や、自分たちの想いを3人の方に話していただきました。

 

《なぜ、今、核兵器と気候変動なのか》

ヒバクシャ国際署名キャンペーンリーダーの林田は、「なぜ、今、核兵器と気候変動について考えなければならないのか」について、さまざまな事例を踏まえながら熱く話しをしました。私たちが優先して解決しなければならない2つの課題だからこそ、協力し両方の課題解決へ向けて動かなければなりません。

 

《被爆者としての想い》

日本被団協事務局次長の濱住治郎さんは、被爆者として「いま何をするべきなのか」について話をしました。今年の5月にNPT準備委員会の場でヒバクシャ国際署名を手渡した経験などの話から署名をすることの意義を再確認しました。また、短い時間でしたが被爆証言もされ、参加者にヒバクシャの生の声を届けました。

 

《ダイベストメント運動と350.org》

350.orgフィールドオーガナイザーの荒尾日南子さんは、気候変動のダイベストメント運動を紹介しました。ダイベストメントとは地球温暖化を進行させる石炭・石油・ガスを含む化学燃料に依存する企業やリスクの高い原発関連企業へのお金の流れを止めて、環境に配慮した取り組みを促すムーヴメントです。環境に配慮した企業に投融資することは、気候変動に対して身近なアクションです。

 

第2部では、「青い地球を未来に残すために、私たちにできること」と題したパネルディスカッションを行いました。パネリストは、国際NGO ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)でダイベストメントを担当しているスージー・スナイダーさんと、国際環境NGOの350.org Japan代表の横山隆美さん。ピースボート川崎哲さんがファシリテーションを行いました。

スージーさんは、実際に行っているダイベストメントの活動を紹介しました。私たち利用者はどの銀行を選択するか決めることができます。つまり、銀行はお客である私たちの声に敏感です。だからこそ核兵器産業からダイベストメントを行っている企業の選択や使っている銀行にダイベストを訴えかけることは簡単にできる核廃絶の手段です。日本では、りそな銀行と九州フィナンシャルグループが核兵器関連のダイベストメントを発表しました。こういった企業を選択するべきだと話しました。

 

横山さんは、改めて気候変動への危機感を持ってほしいと話しました。地球に住む人々がどんな立場であれ解決すべき課題です。その一つとしてやはりダイベストメントは有効な手段です。お金の流れを考え、行動する責任が私たちにはあります。そこで350.orgでは、ダイベストメントの宣言文を作成したり、銀行の株主総会で訴えたりなど、さまざまなフィールドで活動を続けています。そうした活動を行う場合、「個人として賛同はできるが、組織として決断はできない」という回答をもらうことが多いといいますが、気候変動を加速する企業に投資しないことは、自分の未来を守ることに繋がります。各企業のリーダーシップが発揮されることを願い、活動を続けています。

 

フロアからの質問もたくさん飛び交い、有意義な時間を共有できました。身近に出来る核廃絶の活動として、署名にサインすることや銀行を選ぶことはすぐにできることの1つだと思います。身近にできることを一歩一歩進め、一緒に核廃絶を達成しましょう。

 

▼核兵器製造に投資をしている企業のレポート

https://peaceboat.org/29877.html

▼あなたにもできる金融機関への働きかけ

https://peaceboat.org/wordpress/wp-content/uploads/2019/09/abolition_DontBankOnTheBomb_2019_Contact-your-bank.pdf

▼当日のイベントの様子

https://www.youtube.com/watch?v=S2BpxEQkfxc&feature=youtu.be

▼350.orgHP

https://world.350.org/ja/

NEWS

私も署名しました

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斉藤一美

文化放送アナウンサー

クリフトン・ダニエル

米国第33代大統領ハリー・S・トルーマン孫

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落合恵子

作家・元文化放送アナウンサー