《HIBAKUSHA2020~被爆75年へ向けて~》第一弾:ニューヨークで訴える

2019.03.28

はじめまして。ヒバクシャ国際署名連絡会で事務局スタッフをしている

鈴木慧南(すずきけいな)と申します。

今月から不定期ではありますが、

2020年NPT再検討会議での署名提出や被爆75年へ向けての想いを、

活動に関わっているさまざまな方のインタビューをお伝えします。

記念すべき第一回目は日本被団協の木戸季市さんと濱住治郎さんです。

お二人は来月ニューヨークで開催されるNPT準備委員会(※1)や

サイドイベントで証言活動などをされます。

 

-「今までもアメリカで証言をされたことはあると思いていますが、『アメリカ』だから気を付けることなどありますか?」

木戸「アメリカだからと言って特に気を付けることはありません。今までと同じように、自分の被爆体験を通して核廃絶を訴え、ヒバクシャ国指署名に賛同していただけるように尽力したいと思っています。それに今回訪れるニューヨークという街は多民族が暮らしています。アメリカの土地で話すことは、一概に「アメリカ人」に話すことではありません。」

 

濱住「私は2015年に、まだ東友会の役員をしていたころに初めて訪問しました。ニューヨークで行われた原爆展に参加するためです。国連職員を親に持つ子どもたちが通うインターナショナルスクールや、幅広い年代が学ぶコミュニティーカレッジで被爆の話をしました。ですが、各国の歴史認識の違いから、自分の想いを伝えるのがとても難しかった。時間をかけて話を積み重ねるうちに打ち解け合い、最後には握手を求められ、僕の想いも伝わったのかな?と思っています。」

 

 

-「今回のNPT準備委員会で日本政府に期待すること、要望などはありますか?」

 

 

木戸「期待することはないですね(苦笑い)。日本政府は、唯一の戦争被爆国としての立場をもっと重く理解していただきたい。核兵器の問題だけに関わらず、今の日本政府は戦争を起こしたことに責任を感じられないし、もっと誠意をもって対応するべきだと思っています。」

濱住「僕も木戸さんと同様に期待はしていないです。ただ、諦めるのではなく、今まで訴え続けていることをこれからも訴え続けていくことが重要だと思っています。」

 

 

 

-「最後に多忙なスケジュールだとは思いますが、滞在中に楽しみにしていることはありますか?」

 

 

木戸「それはもちろん食事です!やっぱり自分に合ったご飯を食べないとなかなか体調管理もできないからね。でも、私は親族や友人がニューヨークにたくさんいて、何かイベントをやるたびに顔を見せてくれるから、その再会を楽しみにしています。」

濱住「ニューヨークにおいしい日本食のお店があって、そこでご飯を食べるのが楽しみです。日本食屋さんに行くと日本人との出会いもあって、そこから繋がる縁もあるんですよ。でもね、日本被団協の被爆者がニューヨークに派遣されるたびに現地でサポートしてくれる人たちがいて、その人たちとの繋がりはもう10年以上なんです。だからどこか家族みたいな感覚で。その方たちとの再会も楽しみです。」

 

 

「とにかく忙しい」と仰っていたお二人ですが、

2020年の署名提出へ向けて出来る限りのことはしたいと、

とても力強く話してくださいました。

NPT準備委員会の開催まで残り1ヵ月です。

ヒバクシャ国際署名の活動を通して、

日本からも核廃絶への機運を高めて2人を送り出しましょう。

 

※1 NPT準備委員会…5年に1度、核不拡散条約(NPT)の運用状況を検討するためにNPT再検討会議が開かれる。準備委員会は再検討会議の3年前から毎年各国が集まり、再検討会議で何を話し合うかを取り決める。

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私も署名しました

坂本龍一

ミュージシャン

いとうせいこう

クリエイター

イメージなし

池辺晋一郎

作曲家